チーム練習を走り思う
2014-01-14 08:57
安全と練習目的の共有をする…
Waveのチーム練習で冬場は、基礎走力の土台となる練習に終始する。
気温が比較的高い海岸線を中心としたコースレイアウト、安全を踏まえ交通量の少ない場所。
ローテーションをしても一般のクルマ迷惑がかからない割合の高いところ…。
走力差が参加メンバーでいくらかあるのは当然なので、そこは平坦基調でローテの工夫で
随分と調整できると思うが、今年特に全体で走るペーシングの質が一段向上したと感じている。

↑ 12日のM練メンバー、構成するメンバーで相応の練習ができています。
女将も最後までメニュー完遂していますよ。
兼ねてから走る出力の変動を少なくし、特に登り部分だけを頑張ってしまうことをしないよう
注意してきたのだけど、どうしても登りと下りのバランスが取れにくかった。
そういう走り方になると、登ったあとの下りで休んでしまい結果として全体の負荷は低くなるし
必要な継続すべき強度が低いということになる。
ベースの出力を底上げなくして、パフォーマンス向上は成し得ないことは明らかなのだけど、
集団で走ると安易な千切り合いで頑張った感に満足してしまうことが、多くの人にありがちなこと。
この点で、今年のチームは今までより一段質の高い走りができるようになった。
加えて安全管理での声出しの徹底、止る、注意喚起等に掛け声を優先しているが、
その声のトーン・大きさで重要度や緊急度を反映させ、共有メンバーでは安心して走ることができる。
このところ、挙動不審なクルマによる事以外、メンバー間で危ないと感じることは殆どない。
しかし、こと他チームと合同練習になると全く状況は変わってしまうのだ。
公道を走る特性上、安全は何よりも優先させる必要がある。
このことを絶対に忘れてはならないのだが、
どうしても競争原理が働くのか…欠落してしまうことが気になる。
つまらないスプリントで落車をしたりしては、元も子もないのは明白ですよね。
刻々と変わる状況を、走るメンバー全てで共有し合う。
それを声によるコミュニケーションが必要不可欠と再認識して欲しい。
また、中級者にみられる傾向として…
最初から頑張り過ぎて息切れしてしまい、みんなについていけなくなる。
どうしてもチーム練習についてゆくために無理をし過ぎてしまう、
これは多くは無駄なエネルギーを使っていることによるのですが、
もうひとつは自分の体力を上手くマネージメントできないことによります。
これ以上無理すると回復できないとか、このペースだと走れるのは○分とか、○kmとか数値で状況管理
ができないことです。感覚でなく定性で置き換えて状況に当てはめる。
これができるようになると臨機応変に対処できて、一段レベルをあげることができます。
また、複数で走るメンバー全員のことを認識し、急な動作をしないこと。
ひらたくいうと必要のない加速・減速ですね、これが一番疲れるんです。
ここが中級と上級者で一番違うところです。
漠然と走るのではなく、目的と走り方を常に考える。
それがレース・ツーリングかかわらずバイクのライディングスキル・パフォーマンス向上に繋がります。
安全に、スマートに速く! チームWaveが推奨する走りです。
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