ベストのフィッティングを求めて

2012-02-06 12:13

仕事の流儀

ポジションとは、静的と動的を織り交ぜて考える必要がある。





より質の高いポジションとは。

スポーツバイクに乗る場合、ポジションは非常に重要ということは、
多くの方が知っている事実でしょう。昨今、某メーカーがフィッティング理論を広めていることも
多くのライダーが、より良いポジションによりパフォーマンスの向上をめざしているからに違いない。

誤解を恐れずに言うと、
静的なポジションでいかにベストを追求したとしても、そこに乗るライダーが自身のパフォーマンス
をどれくらい発揮できているのか?もっというと筋肉の使い方や関節・ペダリングスキルの状態に
よって、望ましい状態でないとしたら、ポジション自体の意味をなしていないのではないか、ということ。

それは、取りも直さず
ライディング・インストラクターとして、多くのライダーの静的なポジションだしと実際のライディング
ポジションを比較して感じていることで、特に初心者ではバイクそのものを乗るスタイルが、従来の
“自転車”と全く異なることに慣れるに、多少の時間を要する。一番は、前傾とペダリングが概念と違うから。

また、本人の性格によるところも多くて、アドバイスについて素直に取り組める方とそうでない方とでは、
習得とペースは全く異なってきます。そうしたベースの状態が出来たうえで、詳細のポジションを
詰めていくことが望ましいし、もっと言うとパフォーマンスが向上すれば、最適なポジションも変わる。


こうした自論をより論理的に具体化するため、新たに導入したのがこちらです。
また、運動力学に基づく細かな理論も学習していきますので、こちらは追ってアウトプットさせてもらいます。



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