皆生トライアスロンに想う

2019-07-21 18:15

スクール

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日本でも39回の歴史ある大会として有名な皆生トライアスロン、今年も昨年に引き続き現地へ応援へ行ってきた。
クラブでサポートする3名の選手が無事にゴールできるのを見届けるために…

この大会、水泳3㎞・自転車140㎞・マラソン42.195㎞のいわゆるロングトライアスロンといわれ、
まして7月中旬開催で気温は例年33~35℃のなか競技時間14.5時間がリミットという過酷なもの。
3名ともにそれぞれの課題に取り組み、自己ベストを狙い出場となる。
今年は小雨で例年の猛暑はなく記録更新には有利に働くことが予想できた。

選手Iさん、昨年初の完走を果たして今年はDHバーを装着し記録大幅更新を狙う。
選手Kさん、昨年はリミットギリギリでの完走、クラブでバイクの強化を図り自己記録を貪欲に目指す。
選手Uさん、経験は長いが加齢からくるパフォーマンスの低下から悩んでいたがバイクの抜本的な改革に取り組み完走を目指す。
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気温20℃、いつもの猛暑がウソのよう

いつものバイクコース、農道入り口あたりで選手を待つ。
最初に来たのはIさん、軽快なペダリングで上々だ。次にUさん、心配していた力みは少ない。そしてKさん、Kさんの通過が二人より遅く心配したがどうやら水泳が思いのほか苦戦したらしい。
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折り返し復路を再度確認して、別の仲間からマラソンパートへ無事に移行した連絡を受けてゴールまでの時間を今年は大山へのヒルクライム等で過ごした。また初めて植田正治写真美術館へも訪れた、美術館のウリである逆さ大山は雲に覆われお預けとなったが…。
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大山では大山寺あたりを散策、雲に覆われた中は当然霧雨状態で、
他の観光客から『こんなところへ自転車で…よく来るわ…』な会話、当然聞こえないふり( ´艸`) 大山ごとき普通以下でしょ…
ロードバイク速く走ることで観光を過去あまりしていないので、大山にも素敵な雰囲気のこんな場所が…と発見があった。
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中腹からはマラソンルートの境港が霞ながらも見える、無事に完走を祈りながら。
祈願のヒルクライムを終えて夕刻に米子へ戻り、遅めのランチを済ませてあとはゴール待ち。

バイクは順調に推移していたIさんがランで苦戦してる模様、SNSではきつそうな写真が…大会前も体調不良を口にしたりしていたが…Kさんが安定した走りで3名のTOPになっていた。ゴールの競技場はいつになく涼しい、20時を越えてゴールもまばらな感じになる同伴ゴールが和やかなムードを醸し出す。選手それぞれの想いと仲間が一緒にゴールしてゆく、こうしたトライアスロン独特のシーンはロードバイクのレースには無いものだ。
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21時になる前に、昨年を40分ほどかな記録短縮したKさんkが笑顔で帰ってきた。同伴ゴールは仲間がいたので遠慮したが、ゴールする後ろ姿に半年に渡る伴走の日々を思い出しジーンときた。
還暦近いKさん、実は年々パフォーマンスの低下に苦しみ記録は低調でもうトライアスロン辞めようかと考えていたそうだ、そんなタイミングでピオニエーレのライドスクールを知り門を叩いたのだった。還暦も近いのに新たに学ぼうとする姿勢、コーチするのは歳の若い私にも素直にアドバイスを聞いて取り組んでくれました。当初、ライドスキルのパートでかなり苦心したようでしたが、走行パートでは順調に計画は進み確信をもって送り出せたと思っている。アドバイスを確実に遂行し結果を出してくれたことに感謝したい、ゴール後の笑顔が印象的だった。
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昨年、悲願の完走を果たし周りから一目置かれたIさん。
今年も大きくジャンプアップする可能性は充分あった。しかし50代の年齢だ、体調は思うようにコントロールできないことは言わずもがなである。ランに入り動かない身体に苦しみ、もうやめようか…と何度も思ったという。その都度、応援する仲間や知人に…そして必ず待っているであろう私の見えないプレッシャーがやめることを拒絶したようだ(笑)
苦しみながらも去年の記録は短縮して彼女は帰ってきた、安堵した表情で…いい時も悪い時もある、その時の最善を尽くすことが大事、お疲れ様。ゴールをすれば次のことがまた考えることができるから。
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ラストはUさん、長いトライアスロン経験をもつUさんも昨年メンテナンスをきっかけに店に来てくれたことからレッスンに参加するようになる。
60代ということもありダウントレンドの成績に半ば諦めぎみだったUさんだが、取り組み方次第でまだ可能性があるという話に発奮されかつての調子を感じることもあるくらいに復調したそうだ、しかし期待した春先の期待した宮古島ではブレーキがかかりDNFに。
冷静にマネージメントさえできれば皆生は大丈夫と思っていたが、途中順調だったランペースにブレーキがかかり終盤きつかったようだけど最終10分前あたりで姿が見え無事にUさんも笑顔で帰ってきた、同伴ゴールにお邪魔した。
かつての感覚を少し感じれるレースをできただろうか…まだまだ諦めなければいいことはあると思っている。


3名それぞれに共通すること、やるべきことを愚直に確実にやり続けてきた。
それは私が一番に大事だと思うことだしレッスンに来るからには要求することでもある。それはひとえに目指すところに最短で向かうこと、本人は言われることが理解できないときもあるかもしれない、しかし後になれば必ずわかるだろうと思っている。やるかやらないかは本人次第、やり方道しるべは私の役目であくまでナビゲータだから。

誤解を恐れずにいえば、トライアスロンのバイクパートはまだまだ自転車の専門家からみれば美味しい強化ゾーンです。要は努力次第でかなり大きなリターンが得られるということです。3種目、それぞれの種目の専門家にエッセンスを学ぶのが一番の近道、手前みそですが、ロードバイクのノウハウをより良い形に変換してトライアスロンのさらにはショート・ミドル・ロング、もっというとコースに合わせたライドプランニングまで行えるのは他には存在しないのではないでしょうか。

トライアスロンを私はやりませんが、1日で3回走った気にさせてくれてありがとうございました。
一度きりの人生、楽しむために頑張りたいあなたをこれからも応援します!


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