ARAYA Racing Wheel チューブレス&チューブラー
2024-02-27 13:19
レジェンドが提案するディスク用ホイール
スポーツ車のホイールがバラ組でなく完組主流になって久しいですが、かつてはスポーツ車のリムはまずアラヤ製品を使うのは定番だったのです。
今なお競輪競技用にリムを供給するほか、ピスト用ディスクホイールなどのカスタム製品など東京オリンピックで他国の選手がアラヤ製のディスクを使っていたのは記憶に新しいです。
そんなアラヤも密かにロード用レーシングホイールを販売していましたが、今回リムブレーキ用からディスク用に新たに設計しなおして販売になったのがこれらです。
アラヤのレーシングホイールを語るにはまず特殊ホイール課の鉄沢 孝一さんを紹介する必要があります。鉄沢さんは80年代に活躍したロードマンで、日本で初のヨーロッパプロ選手になった市川 雅敏さんと海外留学をし海外への道しるべをつくり日本のロード界に尽力された方です。鉄沢さんの感性が製品造りに反映され単なる工業製品に留まらないものになっていると思います。還暦を越えてもなお鉄沢さんは特殊ホイール造りのみならず各地のレースにメカニックとしてサポートに入られています。
私も昨年参加した福井での日本スポーツマスターズに於いて数十年ぶりに再会しました。
重量1520g、リムハイト45mm、リム幅28mm、極めてオーソドックスなスペックです。
リム内幅に関して言えば18mmなので、拡大傾向なトレンドからナローな部類かもしれません。
様々なフレームにマッチングさせるには現状この辺りがベターとも言えます。
またカーボンリムですがニップルホールなくチューブレスリムテープ不要の構造は秀逸です。
走って見てどうなのか?
癖のないスタンダードなフィール、これとても重要です。安心安全なことがまずあってそこから速さに注力して行けるのだから
当たり前が当たり前になされるもの、実はそうでないものは沢山ありますがアラヤはここをきちんとしています。
また昨今の高すぎる剛性感がなくしなやかさを感じさせます、これは長距離走行や体重が少い方、絶対パワーの低い方に良いです。
リム、ハブにオレンジカラーのロゴ、チューブレスバルブもオレンジで統一
http://araya-rinkai.jp/araya-wheel/23rw-tubeless.html
チューブラーホイール
なんと!リム形状はチューブレスとは別物です。
一番特筆すべきはやはりリム重量です、チューブレスは440gでチューブラーは340gで100gも軽いのです。
これにタイヤ重量が当然チューブラーの方が軽いのですから、フィールが別物になるのは言わずもがなです。
空力が大きなファクターとなった現在ですが、80〜90年代は主に軽量化が主流だった時代があります。
当時ですとリム重量が300gを切るものでさえありましたしね
走り出してすぐに違いが認識できます、これぞレーシングホイールに相応しいと個人的には感じてしまいました。
キレ感と反応性は別物ですね。
今、市場でもこうしたものはどんどん失われつつあります、パワーでぶち壊せ的な(笑)
おそらくこれからチューブレスが主流になる中でチューブラーのフィールを知る方も減っていきますが
製品としてリリースする鉄沢さんのレース魂を感じました。
チューブラーの詳細はこちら
http://araya-rinkai.jp/araya-wheel/23rw-tubular.html
http://araya-rinkai.jp/araya-wheel/23rw-tubular.html
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