去りゆく秋を追いかけて
2012-11-21 20:59
MULLER MTiで1dayツーリングに出かけた。
24日から試乗会予定のMULLERだけど、昨夜2台早々とショップに届いた。
そのうち1台は、前回未試乗のチタンバイク。しかもサイズは僕にピッタリではありませんか!
これは、MULLERオーナーの心意気か罠なのか(笑)
早速閉店後にポジションを合わせて自宅に持ち帰った。
夜更けににんまり見ていたら、なんとクランクが175㎜なことに気づく!
慌てて自前の170㎜に付け替え、気づけば深夜1時(;一_一) 今朝は寝坊。
デフォルトの純正カーボンホィールは外し、いつもの練習ホィールを使用。
パワータップでパワーも確認しながら走る仕様にて、目的地はないけどやはり北方面へ。
佐山から空港経由の吉備高原を走って、MULLER MTiを一言でいうと
「五感を使い、季節を感じながら走るのが一番似合う」
今日は、ここ数日の寝不足からかパワーデータは低調だった、調子は良くなかったかな。
走り始めはついつい頑張ってしまったが、後半に峠道をゆったりと走り気づいたこと。
MULLERのチタンバイクは、呼吸を整えて走るほうが楽しい。
イーストンのカーボンフォークの影響が大きいのだろうけど、ハンドリングは極めてニュートラル。
クロモリよりもマイルドで乗り心地は良い、かといって柔らかいわけではない。
登りは急勾配をダンシングで走るよりも、緩斜面をシッティングで走るほうが心地いい。
下りやコーナーも不安は無いが、タイトコーナーよりも大きなアールのコーナーが得意だ。
要するにレースバイクではなくてグランドツーリングバイクということ。
道路の規則的な凹凸を乗り越えた際の振動音が、フレームのパイプに共鳴しなんとも
いえない音が聞こえた、まるで管楽器のような…?
まるで、生き物のよう…そう、このバイクはアスリートでななく、アーティストなんだ。
お気に入りの峠の一つをまったりと走りながら、吉備高原の晩秋を楽しんだ。
紅葉はすっかり過ぎ去って、落ち葉が積もるほどの状態で山並みも赤系でなく茶系が目立つ。
それにしてもバイクって、季節の風や山々の匂いや香り、鳥や小川のせせらぎの音などを
感じながら走れる素晴らしい乗り物だと再認識。
トレーニングでは、神経を集中させると全てが内向きになり邪念は消え去り、視界は狭いし
周りの音なども気にならなくなるんですね、全く正反対(笑)
さらに、気づいたこと。
自分の評価基準がレース仕様になっていること(;一_一)
いかに楽に速く走ることができるのか…って、バイクの楽しさはそれだけではないのにね。
しかし僕がチタンバイクに乗るのは暫く先のことだろう、
だって速く走ることが何よりも好きだからだ(笑)
そうそう、この間いいなと思ったステンレスバイクとの相違点を検証しなければ。





今日走った峠は、建部から加茂川へ抜ける鳩ヶ鳴峠、あまり護岸されてない峠道は貴重だ。
木々が生い茂り夏は避暑の道としても最高。この峠のピークに素敵なカフェができていた。
しかし、オープンは土日のみ。今度是非訪れてみたい。
あっ、この鳩ヶ鳴峠だけどピークのバス停に違う名称が…ホンマかコレ?

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