Campagnolo BORA ULTRA WTO45 MATTカラー

2025-07-30 16:18

カンパニョーロ ?

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NEW WTO ULTRAは2025年の新スタンダードです!

WTOが登場してほどなくリムブレーキ用を導入し気に入っていたのでディスク用にもWTO ULTRA33を迷わず導入。
そしてWTOも第二世代へバージョンアップ! ※ホイールバックまで高級感ありますね
リム内幅がC19→C23( ※WTO33はC21→C23)への拡張でさらなる空力の見直しがなされ、重量は約100g軽量化を実現。
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シャフトのベアリングはCULTですが、ついにフリーボディ内のベアリングはUSBに昇華!

旧WTO ULTRA33にかわる新しいホイールを導入するにあたりハイペロンウルトラが最有力と思っていたところへ、新WTO35と超軽量なちくわ輪業リムで手組したホイールを同時期に乗り比べ検証したことで新たな発見がありました。

結果としてロードレースを主戦場とする私が選んだのは、
「新BORA ULTRA WTO45」
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カンパニョーロジャパン認定ショップですし、ホイールについてはカンパかフルクラムをメインに長く愛用してきましたが…
今年、全日本選手権の伊豆CSC対策でちくわ輪業リム超軽量ホイール(実測1144g)を導入しました。
完全に登り最優先のセレクトで、レースにおいても相応のメリットは教授できたと思っています。

トレーニングで主に旧WTO ULTRA45(1425g)をかなり対比として使う機会が多かったのですが、重量は280g重たいにも関わらずなんと登りで思ったほどビハインドがあるわけではありませんでした、伊豆の登りは~4分ほどの登りですから、感覚のみでなく同様な登りでのタイム比較です。
主観ですが、登り以外でのフィーリングについてはBORAの概ね評価が高いというものでした。

そして新BORA導入しての旧BORAとの比較では…
明らかにすべてがバージョンアップしている印象です。
特に違いを感じるのは高速区間、時速40㎞超える平坦やもっとスピードの出る下りです、ここのスピードのノリと持続でした。
初期の加速というよりも速度が上がるにつれて2乗で増える空気抵抗の違いをすごく感じたのです、当然に一定の速度を維持するときも同様です。
BORA WTO33のリムモデルを導入した際に驚くべき空力特性を実感したわけですが、今回またしてもマイナーチェンジでも進化を感じることになりました。
カンパに限らず太いリムが空力に有効なことは実証されていますが、C23幅とまた24本→21本となったスポーク数でも間違いなく空気の撹拌が違うのでしょう。
もうひとつはコーナーリングの安定感です、もう昔の21Cとか23Cのタイヤを使っていた時のシビアな感覚は皆無といえます。

またライドフィールは個人の好みに違いがありますが、レースであれファンライドであれ安定した挙動と安心できるフィーリングは重要な要素だと個人的には思っています。ここは登り専用で用意したちくわホイールとの一番の相違点でした。
自分にとってカンパのホイールがいかに心地よいかいうことがよく解ったのでした、これは他社のものを真剣に使ったからこそ見えたことでした。

ではWTO35(1285g)でなく、なぜWTO45(1325g)だったのか
ここも僅か40gの違いよりも空力特性のメリットが45にあり、トータルとして45が良いという判断です。(すべて主観)
旧WTO ULTRA33(1385g)からの比較として重量もスポーク数も減少していますので明らかな進化でしょう。
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最後に決めてになったのは…
カラーリングでしょうか、常にクリア処理されていたリムですがどうしても経年劣化でクリアが傷んできます、ここはパーツのマット仕様にあわせてマット処理されたバージョンが45のみに用意されていたことでしょう😁
最後は見た目の満足度が大切なのではないでしょうか、決して安くないもの、所有感が満たされモチベーション向上に繋がるのはとても大切ですよね。

2025のカンパニョーロ、世界初のロード用2×13速で頑張っています。
日本で一番カンパ製品で走るオーナー店長(自称)として、カンパ愛のある方をサポートします。

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