ニセコクラシック2017 (UCIグランフォンドワールドシリーズ)①

2017-07-12 21:47

レース

猛暑のニセコ、熱い暑いオトコ達の闘い
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もう速報で結果は出てるので


2016年からUCIのワールドシリーズとなった大会で、今年の最大目標としていた大会。
昨年の望年会で『目標はクラス優勝、そしてフランス大会へ行く!』と公言していた。

大会はUCIルールで世界大会出場資格を得るためには、50歳以上は70kmのクラスとなる。49歳までは140kmだ。
エントリーリストを見るに140kmほう、かなりの高レベルでツール・ド・おきなわ210kmクラスに匹敵するくらい。
参加数もオールで昨年50%増しの約900名と注目度の高さが伺えた。※うち外国人は10%くらいいたそう
一方70kmの私の対象となる50~54歳クラスは、昨年140kmの45~49歳クラスで優勝しているサイスポ店長選手権でも有名な西谷さんが50歳になりこちらへエントリー、70km50~54歳でクラス優勝のディフェンディングチャンピオンの苗村さんが連覇を目指してエントリー、他はあまり名前が解らない。
UCIクラスとしては、5歳刻みでクラス分けされているが全て混走でのレースになる。さらに女子とUCI非クラスの19~49歳のカテゴリーに約300名ほどとまさに玉石金剛のレースといえる。
スタートはローリングスタートだが、参加数はオールで400名ほどなのでかなりナーバスらしい、落車に注意しながら序盤を走る必要があった。


目標は優勝なので、コースを知らないまま走ることはできない。なので金曜に北海道へ入り、まずはクルマでコースの視察することとした。7月初旬に予想外の猛暑が北海道を襲っていた、千歳に降りた途端にあまりの暑さに驚く!雨の岡山から来たものだから、まさか北海道のほうが気温が高いなど想像もしていなかったからだ…なんと岡山より高い33℃辺りだったよう。
ニセコまでの約2時間、コースをじっくり考察して2時間強、計5時間近くうろうろしていたら頭痛がするではないですか…
早々ペンションにチェックインするやいなや、バァファリン飲んで寝るという事態になる(汗)
この日は宿の食事はないので外食を…おススメ頂いていた折角の居酒屋でもあまり食べることができないまま、明日に備えて早めに休んだ。
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勝負どころは自分の脚でどうしても確認しておく必要があったので、後半の約40㎞を土曜日早朝に走るつもりでいた。
朝練の習慣から目覚ましなしでちゃんと目が覚める、心配していた頭痛は治まり気温も16℃と大変気持ち良い朝を迎えた。
この週、岡山は梅雨の影響から雨が多く走れてなかったこともあり、脚の疲労は抜けきっていて久しぶりに脚の軽さを実感するくらいの感覚を味わえた。調子にのって筋疲労しないようゆっくり走り、ポイントの勾配と距離感を確かめる。いくつかのシナリオを考えながら…
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顔なじみの ラヴニールあづみの大石さん達も



宿にもどりゆっくりと朝食を取りながら、9時からの受付の為に会場へ向う。気温はぐんぐん上昇しこの日も30℃オーバーなのだが、またしても頭痛がしてきた。そうそうにペンションへ戻り近くの蕎麦屋で昼を済ませて、またしても薬を呑んで寝るという事態となる、本来ならニセコ周辺を観光するつもりだったのに~(涙)しかし目的はレース、ぐっと我慢して回復に努める。夕方のライダーズミーティングには出向き顔みしりと楽しいひと時を過ごした。
夕食はペンションでのフレンチフルコース、食欲は改善していてしっかり食べて21時には床についた。
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いよいよレース当日、早朝は曇天。頭痛もとれなんとか無事に走れそうだ、このまま曇天だと日差しが弱く好都合。
ペンションへクルマを置きママにさせてもらい、スタートの蘭越町へ自走で向う。約15㎞しっかり脚をまわしアップをしながら、脚は軽そうだ。サインシートを済ませ、同じ岡山から参加の元チームメンバーの2名とスタート前に談笑。2人とも経験豊富となり緊張もなくリラックスしている様子だった。スタートは8時20分、やはりかなり気温はあがってきている。
蘭越町長の挨拶もそこそこでいよいよローリングスタートへ、まずは女子、そして50~54、55~59…最後に19~49と続き約3kmほど先でリアルスタートとなる。交通規制はあるが基本対向車線はフリーで対向車が来るというスタイル。
しかし400名近い選手がそこに収まる訳はなく、ナーバスな状態まま進んでゆく。

そしていよいよリアルスタートが切られた!




つづく










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