駆動系の劣化に学ぶ

2017-01-15 09:29

店主のつぶやき

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体力をいくら鍛えても…




マイカーのクラッチを昨年末に交換した。
車歴10年、走行10万キロを越えてあちこちが痛んできており手のかかる我が子だが…ここ数年、大きなトラブル後に走りが明らかに悪くなってきていた。
クラッチももともとペダルが渋くコキコキ音が踏むたびにしていたが、滑って進まない(エンジン回転のみ上がる)ことはないので、走りが悪い(定性的な感覚で)原因が掴めないままでいた。ディーラーのメカニックもデータからはエンジンパワーの劣化はない、とのことだったが、明らかに昔より走らなくなっていた。
で、もうしばらく乗る為に、セルモーターの不調からクラッチも併せて交換したのだが…


なんじゃ、こりゃ~~

的に感じる位の違いを体験できた。
エンジンからの動力を車輪に伝える機構がクラッチだが、そこでの経年劣化は定性的だがはっきりと違う位ロスが発生していたんですね。

これは、日頃チェーンの劣化から交換を推奨する際に、チェーンの摩耗から生じる隙間とガタからギア関連に発生するロスがいかに無駄になるかを訴えているが、クルマでの大きな違いを体験すると、動力源が自分の体力だとしたら、どれほどもったいないかを痛感する。

クルマの感覚的には10%くらいハッキリ違います。
コレ、ロードバイクで考えたら恐ろしいですね…しかし、駆動系すべて(ギア・チェーン・ホイール・タイヤ等)で考えるとまんざらあり得ない話ではありません。

体力を無駄に使い満足を得たいのか、記録を伸ばしたり、勝負に挑みたいのか…おのずとハッキリしますよね。
ただしカスタムと称し部分部分で高級なパーツをつけても性能発揮しにくいですよ。何事もバランス、相互に喧嘩しないよう組む前にいろんな配慮がいるからです。それはどうするのか、実践での経験や知見の無い人には解らないということです。
床の間バイク系で見た目だけに拘るのは、オールOKでしょう!



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