ワイドレシオの誘惑
2016-08-19 09:52
ローギア(軽いギア)があれば楽なのか?
私のスプロケットは12-25(12・13・14・15・16・17・18・19・21・23・25)を11速になってから変わらず使用してきた。
これって、ロードバイクに乗りだした頃(1980年代)に7速だった私からしたら相当なワイドレシオ(ツーリング向き)だ。
当時は13-21がスタンダードで、なんとレース用は13-19のフルクロスで走っていたのだ。※レースに5分を越えるような坂はなかった
クランクも現在は50×34がスタンダードだしロードバイクは本当に人に優しくなったと思う。
夏バテでパフォーマンスの低下した私は、この夏禁断の12-27を導入した。最後の1枚で楽をしようとの魂胆だ。
※念のために書くが私のフロントギアは52×39なので、39×27は34×25に相当する。
そして思惑通りいい思いができたのか?
楽あれば苦あり、何事もメリット・デメリットは隣り合わせ。
確かにゆっくりと登るシーンでは1枚の余裕は充分にメリットを享受できる。では、何がデメリットなのか…
昨日、レース対応のレッスンに於いて時速40㎞前後でのローテーションのことだ。
この速度域で微妙な地形や風向きの影響に対応するために細かくリアの変速を行うのだが…丁度、細かに対応したいギアが無い。
???ですよね。
12‐27のギア構成は…(12・13・14・15・16・17・19・21・23・25・27) そう18が無いのだ。
17だと重すぎて、19だと軽すぎるというジレンマをギリギリのシーンで常に感じることとなった。
17だと重すぎて、19だと軽すぎるというジレンマをギリギリのシーンで常に感じることとなった。
この微妙な感覚をわかることは、ある種中級者以上でないと感じ取れない繊細な部分だと思う。
また独りで走ると感じにくい部分でもある、相応のスキルを持つもの同士でのローテーションで感じることができる。
余談だが、10速時代にも私は12‐25(12・13・14・15・16・17・19・21・23・25)を使っていたが、
もともと18が抜けているをの(12・14・15・16・17・18・19・21・23・25)にカスタムチューンしていた。
使用頻度の低い13よりも18のほうが値打ちがあるということです。
使用頻度の低い13よりも18のほうが値打ちがあるということです。
ロードに乗るなら、この繊細な部分を是非感じとれる位になってほしいと思っている。
折角導入したけど、やっぱり12‐25に戻すのだろうな(笑)
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