2015 広島県ロードレース
2015-05-27 01:05
未来へ続く道
昨年末に広島県でプロチームが発足した「ヴィクトワール広島」だ。
昨年末に広島県でプロチームが発足した「ヴィクトワール広島」だ。
代表やコーチ、メンバーはかつて共に走ってきた仲間達が中心となりチームを立ち上げた。地域の多くの企業や人々を巻き込み大きな動きを見せている。
地元・広島県No1を決めるこのレースへの意気込みもホストチームならではの入れ込みようだ。そんな彼らとともに走れる数少ないチャンスのこのレースに岡山からも志高い選手が参加した。
近年稀にみるレベルの選手がエントリーリストからも見て取れた、私もまた春のメインレースと据えて準備を進めてきたのだが…。
例年は8時スタートで、ビギナー対象レースがその後で行われていたが今年からスケジュールを刷新し、ビギナーレースの後12時からメインレースとして開催された。
これはプロツアーなどでも同じで前座レースを行った後にメインレースを最後に実施する流れだ。※同時開催で高校総体ロードレースとして広島・岡山の高校生の大会も実施
近年稀にみるレベルの選手がエントリーリストからも見て取れた、私もまた春のメインレースと据えて準備を進めてきたのだが…。

これはプロツアーなどでも同じで前座レースを行った後にメインレースを最後に実施する流れだ。※同時開催で高校総体ロードレースとして広島・岡山の高校生の大会も実施
コースは、広島空港の外側をぐるりと回る、1周12.3km×7周する86㎞
高低差は1周約200mほど、獲得標高は7周で1500mくらいか。コース的には登りというよりはオールラウンダーやパワー系ライダーも対応できると言われている。
かつて90年代に行われたアジア大会のコースとして建設され、後には幾度となく全日本選手権の舞台とされてきた由緒あるコースとしてロード選手には有名なところでもある。
高低差は1周約200mほど、獲得標高は7周で1500mくらいか。コース的には登りというよりはオールラウンダーやパワー系ライダーも対応できると言われている。
かつて90年代に行われたアジア大会のコースとして建設され、後には幾度となく全日本選手権の舞台とされてきた由緒あるコースとしてロード選手には有名なところでもある。
定刻スタート
1周目から情け容赦ないスピードで展開する、コース終盤にある三段坂といわれるポイントで有力選手数名を含む落車が発生した。これにより集団は分断され、チームWaveのエース・ネモティも置き去りにされてしまう。私もまた寸でのところで命拾いをしたもののダメージを負う、この日はとにかく1周目からキツイ…なんと僅か2周目に集団から遅れてしまうこととなった。あまりの走れなさにいとも簡単に気持ちが切れてしまった…フィジカルのみならずメンタルも大きくパフォーマンスに影響するのが自転車競技だ。
独りで走る中、幾人かがおいついてきてしばらく走るが程なく離れてしまう…一度切れた気持ちを持ちなおすことはできなかった。
独りで走る中、幾人かがおいついてきてしばらく走るが程なく離れてしまう…一度切れた気持ちを持ちなおすことはできなかった。
レースは予想どおり、ヴィクトワールとアグレッシブな選手によるエスケープが序盤で決まり、それを追う後方集団が序々に人数が減ると言う展開となった。
エスケイプ集団には、強化をもくろみ水曜日に共に走りこみをしてきた大学生の萬ちゃんが含まれていた。19分前半のアベレージの中、集団の中できちんとローテを行うには相応のパフォーマンスがなければ成り立たない。しかも周りは格上の選手ばかりなのだ。
この日、遅れた私を周回たびに応援してくださる人があちこちにいました。広島時代の知人や福山周辺のサイクリスト、岡山の高校関係など…やはりスポーツで存在を認められ応援してもらえるというのは嬉しいことだと再認識できた。
気持ちの上では終わっているのだが、コース脇で応援してもらっていると心なしか力が湧いてくるではないか…(幻想?)


実況からトップ集団で勝負がかかった様子が流れる、2名の選手が飛び出している。明大の学生とヴィクトワールのサテライトチームの2名だ。それを追いヴィクトワールのエース級が…最後の直線に見えてくる。
スプリント勝負では前評判の高かった明大の選手が圧勝。3位、4位と続き5・6位争いの2名が帰ってきた!萬ちゃんだ、渾身のスプリントで5位をもぎ取った!





やはり逃げでの単独ゴールがロードレースの醍醐味だろう。
この日のレース結果と、先に行われていた岡山県ロード選手権での結果を踏まえ
中国地域ロードレースの代表として、
チームWaveから、ネモティ・マーシー・赤マドンの3名が選出された。
中国地域ロードレースの代表として、
チームWaveから、ネモティ・マーシー・赤マドンの3名が選出された。
今年若手が岡山でも台頭してきた。5年連続代表だった私は代表落ち、枯れながらも必死で牽引してきたこの数年を振り返り、ひとつの役割を終えたような気がしている。
きっとまた別な役割が続くのだが、広島に追いつき追い越すようなチームを作りたいと夢は膨らんでいる。
※写真提供 桑田 明信さん
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