シーズンのトレーニング
2012-02-02 00:10

LSDなどにより持久力のベースができたところで、
レースで必要となる強度に耐えれる体をつくるために、練習強度を少しずつ上げて行きます。
ある程度距離を乗り込みかつ走行時のスピードを上げ、登りやローラー(室内練習器具)で
やや長い時間(30分~)きつめの負荷をかけたりして、少しずつ体をきつさ(苦しさ)に慣らしていきます。
※平地系の選手なら、筋力強化のためにウェイト・トレーニングを行う場合もあります。
3~4月はいわば基礎充実期間で、練習量を1年で最も多くするのが理想的です(個人差はあります)。
パフォーマンスが上がってきたら、実際にレースに出場しましょう。
3月頃からロードレースの数は少しずつ増えていきますが、重要なレースというのは多くありません。
そこで能力向上を確かめたり、レース用の能力を磨くことを目的に、優先順位の高くないレースに出場します。
レースで必要な能力を一番効果的に鍛える方法がありますが、何かわかるでしょうか?
答えは「レースに出場すること」です。
これは意外に思う人もいるかも知れませんが、理由は次のようなものです。
レースで必要な能力は、練習で磨かないといけません。
しかし
一人で練習している時に、レースの時と同じように自分を限界まで追い込むのは相当難しい。
意志の余程強い人であればできるかも知れませんが、そういう人はあまり多くはいません。
競争相手が目の前にいて、全力を出さなければ遅れてしまうという切羽詰まったレースの環境のほうが、
自分の能力の限界まで使い切ることができるのが普通です。
そのレースの環境を正確に再現できるのはレースがベストなので、
「(余り重要でない)レースに出場することが、重要なレースに向けて最高の練習になる」のです
(もちろんチーム練習で本気でレース並みに競い合えばレース対策としてかなり効果的です。しかし、自動車や
信号などの影響を考えると、レース程休みなく高強度で乗り続けるにはかなり無理があります)
レースに出ると、自分の相対的なパフォーマンスや不足している部分がわかります。
レースで気づいた強化すべきポイントを、大切なレースまでに特に重点的に鍛えましょう。
5~7月はレースに必要な能力を鍛えるために、高強度の練習を交えるので、
練習量よりも質(強度)を優先させます。この期間は、いわばレースに向けた強化期間の位置づけです。
重要度が高いレースの前の1~2週間前になったら、練習強度は高く保ちながら練習量を減らしてゆきます。
これを「テーパリング」といいます。目的は高めてきた「体力」や「体のキレ」を保ちながら、
レース当日をなるべく疲労を抜いた元気な状態で迎えられるよう調整することです。
レース直前まで練習したとしても、わずか1~2週間で体力が劇的に向上することはありません。
なので練習量を減らし疲労を抜き元気な状態でレースに出場したほうが、レースで好成績を狙うには得策なのです。
ただし時間は短くても練習強度は高く保っておかなければいけません。
そうでないと、いざレースに出た時に体がびっくりしてしまい、うまく反応しないことがあります。この時期をピーク期間といいます。
テーパリングがうまくいけば、レース当日にピークをつけることができます。
通常ピークをつけたら、1~3週間程度続くといわれています。※個人差があります
重要なレースにピーク期間をうまく調整することが、レースで練習成果を最大限発揮するために何より大切なんですね。
ロードレースで必要な体力は、残念ながら試験勉強のように詰め込みがききません。
じっくり計画的に長期間かけて作り上げて行く必要があります。
これから本格的にレースに参加してみたいと思っているのであれば、単独で活動するのでなくノウハウを
持ったチームに属することが、一番の近道になると思います。
※参考:じてトレ サイトより
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