シーズンインへ向けて
2012-02-01 00:33

ロードレースのシーズンは、ざっくり3月~11月。
そろそろシーズンに向けて、本格的な練習にはいるわけですが、1年の組み立てが大事になります。
オフシーズン時期は人によって違いますが、
多くは自分がいちばん目標としているレースが終わったらオフにする人が多いようです。
例えばヒルクライムのアマチュア最高峰の大会である「乗鞍ヒルクライム」を目標に頑張っていた人は、
8月末の大会が終了後しばらくオフにしたり。
またホビーレーサー(プロ以外のアマチュア・ロードレーサー)の甲子園と呼ばれる「ツール・ド・おきなわ」
に照準を当てている選手であればレース終了後、しばらく自転車に乗らずにレースシーズン中に
ガマンしていたスイーツやラーメンなどを思いのままに食べるかも知れません。
オフの期間は、人によってまちまちですが体をしっかり回復させることが何より大切です。
オフシーズンの意義は、レースで溜まった心身の疲労を抜いてリフレッシュすること。ロードレース選手は、
かなりストイックな人が多いですが、1年に1回はしっかり骨休めすることが、オーバートレーニングを避けて、
年単位で少しずつ実力を伸ばしていく上で重要になります。
オフシーズンが終わると、本格的なトレーニングを始めるための準備に入ります。
この時期は基礎である持久力を養成するためにLSDを中心に淡々と長時間(長距離)乗り込みます。
この時期にしっかり乗り込むことで有酸素能力を高め、レースに向けて高強度の練習をした時に、
それをしっかり受け止めることができる強固な土台を作るのです。
この土台がしっかりしていなければ、せっかくきつい練習をやっても体の方が参ってしまい高い能力が
体に定着しないことがあります。
※ここが、Mクラブでは12月~1月の活動でした。LSDという言葉も曲者で、ほんとうに負荷にならない
程度は、ホビーにとっては練習にならないことが多いです。
冬に長時間(長距離)を乗り込む理由はほかにもあります。
※Mクラブは、メンバーのレース時間などを踏まえ、約4時間を設定しています。
レースが近くなると、練習の内容は少しずつきつく(負荷大)してゆきます。
練習「量」と練習の「きつさ」は逆の関係にあるので、レースシーズンはなかなか距離が乗り込め
なくなっていきます。つまりレースシーズン中は、持久力を維持することはできても、
それ以上に上げることはなかなか難しいのです。そこでレースの少ない冬の時期にしっかり乗り込んで、
できるだけ持久力のベースを上げておくのです。
また、夏は比較的重要なレースが少ないので、乗り込む時間を作りやすいのですが、
暑い時期に長時間走ることは、練習になる以前に暑さによる身体の負担が大きいし、
走っても低い強度なのに熱ダレしまい、持久力の養成の意味では効率的ではありません。
こういったことが冬にしっかり乗り込むことが大事な理由です。
この時期の注意点としてLSDは特性上、長時間(3~4H)しっかり乗り込まないと余り効果がない点です。
ですから忙しくてあまり練習時間(1~2H)が取れない人は、中途半端にLSDに取り組むよりも
筋トレや短時間でメディオクラスの練習をしたほうが効果が高いといえます。
つづく
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